Wednesday, December 18, 2013

大阪国際女子マラソン 野口みずき、浪速路快走でリオ五輪への土台つくる



 ロンドン五輪代表選考会を兼ねた昨年の大会は左太もも裏の筋肉の炎症で、今年1月は体調不良でともに直前に回避。野口にとっては、2年続けて大阪のスタートラインに立てなかった悔しさをぶつけるレースになる。

 スライド出場した今年3月の名古屋で3位に入り、10年ぶりに世界選手権代表に。だが本番は熱中症に見舞われ、無念の途中棄権に終わった。五輪金メダリストにして日本記録保持者。輝かしい実績を誇る35歳はどれだけ試練を与えられても「そう簡単に諦めたくない」と前を向く。

 大阪は2003年に2時間21分18秒の国内最高記録を打ち立て、世界へ飛躍した舞台だ。「16年のリオデジャネイロ五輪は大きな目標。そこに向けた土台を新たにつくっていきたい」。野口の挑戦はまだまだ終わらない。(細井伸彦)

大阪国際女子マラソン ホープ渡辺きっぱり「優勝したい」



大阪国際女子マラソン ホープ渡辺きっぱり「優勝したい」
マラソンコースを試走するエディオンの渡辺裕子=18日午前、大阪市内(松永渉平撮影)(写真:産経新聞)
 ベテラン2人と並んだ壇上で、若手のホープ渡辺はきっぱりと言い切った。「優勝してアジア大会の選考に絡めるようなレースにしたい」。26歳はあくまで頂点を狙う。

 2度目のマラソンだった前回大会では、2時間25分56秒の好タイムで日本人2番手の3位に入った。一躍名を上げ「自分にとって自信になった。大きな夢を持てたレースだった」と振り返る。

 8月の北海道マラソンでは赤羽らを振り切り、初優勝を果たした。「30キロまで、どれだけゆとりを持って集団についていけるかがポイント」。浪速路でも、信条の粘り強さを発揮するつもりだ。

 151センチ、39キロと小柄ながら、大きなストライドが魅力の元気印。目標とする「自己ベストの大幅な更新」が実現したとき、待ち焦がれた若き女王が誕生する。(坂井朝彦)

野口、渡辺ら出場=赤羽はラストラン―大阪国際女子マラソン



 大阪国際女子マラソン(来年1月26日、大阪・長居陸上競技場発着)の内外招待選手が18日、発表された。日本勢はアテネ五輪金メダリストの野口みずき(シスメックス)、前回3位の渡辺裕子(エディオン)、ロンドン五輪代表の重友梨佐(天満屋)、大阪国際を最後に現役を引退する赤羽有紀子(ホクレン)らが出場予定。大会は来年のアジア大会(韓国・仁川)代表選考会を兼ねる。

 ママさんランナーの赤羽は、初マラソン、初の途中棄権、初優勝がいずれも大阪国際。記者会見で「多くを経験させてもらった大阪で、最後を締めくくりたい」と語った。渡辺は「前回の大阪で出した自己ベストを更新したい」と意欲的。赤羽と同じく母親で前回4位の小崎まり(ノーリツ)は「意外性を発揮したい」と意気込んだ。

 海外からは前回優勝したタチアナ・ガメラシュミルコ(ウクライナ)らが招待された。 

赤羽ラストラン大阪国際「ここで区切り」



 14年アジア大会代表選考レースの大阪国際女子マラソン(来年1月26日、長居陸上競技場発着)の記者発表が18日、大阪市内で行われた。

 11年大会覇者で引退レースとなる赤羽有紀子(34=ホクレン)、小崎まり(38=ノーリツ)、渡辺裕子(26=エディオン)の3人が出席。他の国内招待選手としては、アテネ五輪金メダルの野口みずき(35=シスメックス)やロンドン五輪代表の重友梨佐(26=天満屋)らが名を連ねた。

 ラストランとなる赤羽は「ロンドン五輪出場がかなわなくて、自己ベスト更新の夢もかなわなかった。もう1年続ける気持ちになれなかったし、リオ(五輪)を目指す気持ちにもなれなかった。ここで区切りかなと、大阪を最後にしようと思った」と、現役引退を決断した胸の内を明かした。

 今年1月の大会で4位だった小崎は「少しでも体力をつけてスタートラインにつけるようにしたい」。今年1月の大会で3位に入った渡辺は「自己ベスト(2時間25分56秒)を大幅に更新できるようにしたい」と目標を語った。

大阪国際女子マラソン ママさんランナー小崎まり 「自己ベスト超え」を宣言



大阪国際女子マラソン ママさんランナー小崎まり 「自己ベスト超え」を宣言
「大阪国際女子マラソン」の出場会見に出席した招待選手の小崎まり=18日午後、大阪市中央区・ホテルニューオータニ(志儀駒貴撮影)(写真:産経新聞)
 母になり、自身6度目となる浪速路でも貪欲に駆け抜ける。ベテランの小崎にとって、大阪国際は相性のいい舞台。初マラソンとなった2003年に2時間23分30秒で走り、今も自己ベストだ。ママさんランナーとしては前回大会に続き2度目の挑戦で、「前回を上回るタイムに加え、自己ベスト超えも目標にしている」と強気に宣言した。

 長男の学叶(がくと)君(2)の授乳を続けながらの子育て。「練習の間に子供の相手をして休憩ができなくなり、しんどい時もある」というが、戦隊ヒーローのポーズのものまねが好きで、言葉を話すようになった学叶君の成長が励みになっている。

 出産後、マラソン本格復帰のレースとなった前回は4位入賞。「意外性のある走りをみせたい」と意気込む38歳は、地元の大会で結果を求めるつもりだ。(吉原知也)